esora

2021/12/27 22:29

今年度秋以降から、吉野町ファーストトイプレゼント事業のおもちゃに「型はめブロック材木屋さん」を新たに加えていただきました。

2016年の吉野町ウッドスタート(木育)宣言と同時に始まった、吉野材で吉野の人が作ったおもちゃを吉野町に生まれた赤ちゃん(0歳児のみ)に贈る「吉野町ファーストトイプレゼント事業」。

始まった当初から5年が過ぎ、最初は5種類から選べたおもちゃも種類が少なくなってきました。そこで今年度1点新しいおもちゃを加えることになり、デザインと製作をさせていただきました。

役場町民課で出生届を提出される際に、おもちゃを選んで申込をしていただき、基本的には保健センターで4ヶ月検診の際にお渡しすることになっています。

申込はすでにいただいてますが、贈呈は2月から始まります!たくさんあそんでくれるとうれしいです~。

ちなみに申込のカタログも私がデザインさせてもらってます。



*『型はめブロック材木屋さん』

【素材】 桧 【サイズ】 W 22.5cm× D20cm× H15cm


吉野町には、吉野林業を発展させるために昭和14年に開設された「吉野貯木場」という製材所が多く集まる一帯があります。

 今でも、原木市場や、製品市場、製材所の近くでは、丸太を積んだ大きなトラックや、フォークリフトが行き交い、丸太を挽く機械音や、木の香りを感じられる場所です。

 このおもちゃは、貯木にある製材所の形がモチーフになっていて、煙突のように屋根についているのは、吉野では「ひっこつぼ」と呼ばれる木の挽き粉を吸って一時的に溜めておくためのものです。

 丸太が工場に運ばれ、板材になったり、角材になったりと、形が変わって出荷されるイメージで、ブロックを入れたり出したりという遊びができるようになっています。


【あそび方】

1. ブロックを屋根の形に合わせてはめこみ、落として遊べます。

2. ブロックを積み木として積んで遊べます。

3. 工場や、家に見立てておままごと遊びの一部として、人形を入れたりして遊べます。


特定非営利活動法人 芸術と遊び創造協会 木育推進事業部が運営している「木育ラボ」でもご紹介いただきました。

https://www.mokuikulabo.com/post/newtoy-yoshino